琴平花壇でアートに触れる「長生殿」見学会

長生殿見学会
今年は「瀬戸内国際芸術祭2016」を始め、数々のアートイベントが各地で開催されています。琴平花壇でも「瀬戸内国際芸術祭2016」夏会期の開始に合わせて2週間、日本の伝統建築である数寄屋造り『長生殿』を公開させて頂きます。

数寄屋造りとは安土桃山時代に出現した数寄屋と呼ばれる茶室が原点であり、それまでの武家の権力を目に見える形に表現した形式ばった書院造りに対し、自由な発想で自然との調和を取り入れた日本の代表的な建築様式です。
琴平花壇のシンボル的な純和風庭園の中に佇む3つの数寄屋造りには森鴎外・北原白秋・与謝野晶子をはじめとする文人墨客も金刀比羅参拝の際に逗留し、鮮やかに季節を告げる庭を眺めて創作に思いを馳せていました。

今回は3つの数寄屋造りの中で最も格式高い『長生殿』を公開。
普段触れる機会が少なくなった古き良き日本の文化を感じて頂ければと思います。期間中は16時から17時までお抹茶と和三盆をご用意しておりますので是非お立ち寄りくださいませ。

■期間 2016年7月18日(月)〜2016年7月30日(土)

■公開時間 15:00〜18:00

■展示物
・森鴎外 宿泊日の当時の新聞コピー
・与謝野晶子 宿帳
・吉井勇 宿帳
・井伏鱒二の絵画など
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